株式会社 ＳＮ食品研究所

2019年11月27日に、神奈川県平塚市は15校すべての市内中学校で、主食とおかず・牛乳がそろった「完全給食」導入の正式決定を発表しました。同市中学校では現状、牛乳のみ生徒に配り、弁当持参と業者弁当の注文販売を併用している状況です。

平塚市立小学校では、全28校のうち「自校方式」を採用している7校を除く21校分の給食約9千食を、東部学校給食共同調理場（同市東八幡）と、北部学校給食共同調理場（同市田村）で調理している。しかし、どちらも築40年以上で老朽化が見受けられるため、市内2カ所の共同調理場を廃止し、新しい共同調理場を建設し、中学校15校分の7千食を含む合計1万6千食を調理し、各校へ配送する予定としている。自校に調理場がある市立小学校7校では、「自校方式」による給食を継続する。

新しい共同調理場の候補地は、現在自転車保管場などに使用している平塚市田村9丁目の市有地約1万6700平方メートルを想定している。

神奈川県平塚市は、2020年度中に「給食運営の基本構想・基本計画」を策定し、2022年度内に新しい共同調理場の着工を目指しているが、今後の進捗状況によるため、「完全給食」の実施時期は明言できないとしています。

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