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「新型コロナウイルスの影響に関する食生活動向緊急調査」Jミルク発表 ~ ワクチン接種と牛乳乳製品消費との関係を探る ~

Jミルクは、2021年7月に「新型コロナウイルスの影響に関する食生活動向緊急調査」を実施し、調査結果をまとめ発表しました。以下の内容をご紹介します。

●調査目的

新型コロナウイルス感染拡大の影響が、消費者の食品(牛乳乳製品等)の購買行動や購買理由に影響をもたらしてきたことについては、昨年(2020年)4月より継続的に調査を実施し、その動向を確認してきた。

このようなコロナ禍において、まさに転換点ともなりうる新型コロナウイルスのワクチン接種の進捗によって、牛乳乳製品の消費動向がどのような方向に向き始めていくのかを探る目的として、牛乳乳製品に関する食生活動向の緊急調査を実施した。

●調査の概要

調査手法:インターネット調査
調査日:2021年7月9日(金)~ 11日(日)
調査対象者:15歳から60代の男女(+70代の男女)
サンプル数:5,000ss(+413ss)
調査地域 :全国
割付 :性年代×地域の構成比を国勢調査に出来るだけ準拠
(70代は必要数の半数であるため、集計時2倍補正)

●調査結果の構成

1.新型コロナによって利用が増えた食品
2.新型コロナの影響による牛乳・乳製品利用増加の深掘り
3.新型コロナによって牛乳の利用が増加した人の属性
4.新型コロナに対する「不安・怖い」の意識
5.新型コロナに対する「不安・怖い」の意識の変化
6.新型コロナに関する対処の意識(2タイプ:接触回避、リスク低減)
7.新型コロナに対する具体的な取組
8.新型コロナによる食事形態の変化
9.新型コロナによる牛乳類購入に関する変化
10.牛乳増加解消者について
11.酪農家への共感意識
12.新型コロナウイルス・ワクチン接種について

●報告結果の概要

・コロナ感染拡大前に比べて利用が増えた食品のうち、その筆頭である麺類の利用増加者の割合が継続的に低下する中、牛乳乳製品については、2020年8月以降、大きな増減はなかった。利用が増えた理由については、牛乳では「健康増進」「栄養の強化」「免疫力・抵抗力の強化」が5割以上を占めた。

・新型コロナウイルスのワクチン接種の状況については、2021年7月時点で「牛乳類を毎日1回以上利用する人」の4割強が1回目を摂取済みで、「牛乳を飲まない人」の約2倍となった。今後、摂種する意向についても、「牛乳類を毎日1回以上利用する人」の約8割が摂取する気持ちがあることがわかった。

詳細は、以下 Jミルクのホームページから確認できます。
https://www.j-milk.jp/report/trends/h4ogb40000007k6k.html