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神奈川県愛川町 中学校給食「親子方式」実施に向け、計画案を公表

今月5月10日、中学校給食の在り方について検討していた神奈川県愛川町は、小学校の給食室で中学校の給食も調理し配送する「親子方式」の導入を盛り込んだ計画案を、公表しました。

「愛川町中学校給食実施計画(案)」についての詳細は、愛川町ホームページ以下のアドレスから確認できます。
http://www.town.aikawa.kanagawa.jp/info/community/public/ichiran/1556160638251.html

愛川町では2009年度から町立中学校3校で、町職員である栄養士が作成した献立を、民間調理施設で調理し弁当箱に詰めて各学校に届ける「デリバリー方式」を採用している。

しかし利用率は30%台と低く、多くの生徒が家庭から弁当を持参するなど、生徒や保護者から「温かい給食」の要望が多く寄せられていた。

愛川町教育委員会は、この状況を踏まえ2017年夏に庁内研究委員会を設置し、話し合いや視察を行って、学校やPTA関係者らと意見交換などを重ね、今回の計画案をまとめた。

計画案では、各校で調理する「自校方式」や、共同調理場による「センター方式」などと比較した結果、効率的な運営とコスト面から「親子方式」が最善と判断し、開始予定時期を2020年度の2学期としている。

導入が決定した際は、①愛川東中学校へは中津第二小学校と菅原小学校から、②愛川中原中学校へは田代小学校と高峰小学校から、③愛川中学校へは半原小学校からの3ルートをトラックで配送することを想定している。

神奈川県愛川町は、この計画案について今月末5月31日までパブリックコメントを受け付けています。