2026.06.08
大阪府摂津市の公立中学校 給食センター整備を見送り 民間委託によるデリバリー方式を実施へ
大阪府摂津市は、公立中学校において、民間施設で調理した給食を各校へ配送する「デリバリー方式」により、2027年1月から全員給食を開始すると発表しました。
摂津市の公立中学校では、2015年6月から持参弁当と仕出し弁当を併用する選択制の「デリバリー方式」による学校給食を実施している。
こうした中、保護者から全員給食を求める声が高まったことなどを受け、市は2021年から中学校給食のあり方について検討を開始した。2024年には、市有地である公園に給食センターを整備する計画を取りまとめ、当時の試算では、給食センター整備に係る初期投資額を約36億円と見込んでいた。
しかし、高齢化への対応や子育て支援の充実に伴う義務的経費の増加に加え、阪急京都線連続立体交差事業などの事業費が増大していること、さらに物価高騰により整備費用の増加も見込まれることから、市は給食センターの整備は困難であると判断した。
そこで摂津市は、2026年4月にデリバリー方式による学校給食調理業務委託の公募型プロポーザル実施要領を公表した。対象は市内公立中学校5校の生徒約1,900人および教職員で、市が貸与する食缶を用いて各校へ給食を配送し、配膳や回収までを行う「デリバリー方式」で、事業者は2026年6月中に決定する予定。
公表されている調理業務委託の契約期間は2030年7月までとなっています。一方で、教育委員会事務局は「現時点では給食センター整備の時期は見通せない」としており、当面の間は「デリバリー方式」による全員給食が継続される可能性が高いとみられます。
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・2025年3月4日付 SN見聞録
大阪府公立中学校における学校給食実施 2028年度には全域へ拡大の見通し
https://www.snfoods.co.jp/knowledge/column/detail/13360