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福岡市 学校給食の「黙食」を見直し「大声でなければ会話可能」に

福岡市教育委員会は、新型コロナウイルスの感染防止対策として子ども達が会話なしで給食を食べる「黙食」について、「大声でなければ会話をしてもよい」とする内容を、6月13日付で市内の小中学校と特別支援学校に通知しました。

福岡市の高島市長は6月7日の会見で、友達と会話をしながら食事ができる元の状況に戻すべきとの考えを示し、その是非について九州大学の専門機関に相談していた。

「いただきます」など全体での挨拶はマスクを着用すること、そして換気や手洗いなどの感染対策は引き続き実施する。また給食時に机は向かい合わせにはせず、従来通り正面を向いたままとするが、机の間隔を空けた状態で、児童らが食事の内容について感想を話し合うなど「大声でなければ会話をしてもよい」とする内容が、福岡市教育委員会より通知された。

「大声でなければ会話をしてもよい」とする一方で、新型コロナウイルスに感染し出席停止の児童・生徒がいる学級や、学級閉鎖が明けて2日以内の学級などについては、給食時間の会話を控えるなど状況に応じて対応する、としています。