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消費者庁 食物アレルギー義務表示対象品目にカシューナッツを追加

消費者庁は2025年度中に、食物アレルギー義務表示対象品目に新たにカシューナッツを追加する方針を示しました。

消費者庁は、食物アレルギー症状を引き起こすリスクの高い食材を「特定原材料」に指定し、これを含む加工食品については食品ラベルなどへの表示を義務付けている。

現在対象となっているのは、えび・かに・くるみ・小麦・そば・卵・乳・落花生(ピーナッツ)の計8品目。2025年度中に食品表示基準を改定し、カシューナッツを加える。ピスタチオについては、表示を推奨する。

近年、健康志向の高まりを背景に木の実類の消費量が伸びる一方で、アレルギーの発症例が増加・重症化するケースも出ているため、消費者庁は消費者や事業者に注意を促しています。