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兵庫県姫路市立城東小学校 学校給食の残食を知り「食品ロスゼロプロジェクト」を立ち上げ活動しています!

兵庫県姫路市立城東小学校の4年生児童は、社会科の授業で「姫路市のごみ」について学習し、ごみの多くは残食であることを知り、少しでも解決に貢献しようと「食品ロスゼロプロジェクト」を立ち上げました。

城東小学校の4年生の児童41人は、5月の社会科の授業で「姫路市のごみ」について学んだ。児童は、ごみの中でも残飯や残菜が多く、城東小学校の学校給食でも多くの食べ残しが出ることを知り、授業に姫路市リサイクル課の職員や保護者を招くなどして、家庭や地域の食品ロスの実態を調べ新聞やチラシにまとめた。

続いて、地元スーパーの協力を得て9月末には店内で下記①~③の取組を実施した。

①「冷蔵庫の中身を確認していますか」「必要な量だけ買いましょう」などのメッセージを記した新聞を作り買い物客に配布
②「すてられちゃうよ」「かしこく食品ロスゼロ」などと書いたシールも手作りし惣菜商品や野菜などに貼付
③残菜を活用した「大根の皮のパリパリ揚げ」「キャベツの芯スープ」「ニンジンの皮サラダ」のレシピを配布

そして10月21日、保護者や下級生を前に校内の会議室でシンポジウムを開き、世界で飢餓に苦しむ地域があることや、これからも取組を続けていく決意を伝えた。

残食の存在を知り「もったいない」の一言で終わらせずに、食品ロスをなくすために子ども達が自ら考え、取り組み、地域を動かし始めています。

本取組の詳細は、下記姫路市のアドレスより確認することができます。
■兵庫県姫路市城東小学校 食品ロスゼロプロジェクト
https://www.city.himeji.lg.jp/shisei/0000031767.html