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南三陸町の給食センター 食育充実、誓いを新たに再建

東日本大震災で被災した宮城県南三陸町学校給食センターが再建され、3月29日落成式が開かれました。

新しい給食センターは、かさ上げされた国道45号線沿いの志津川中央地区の防災集団移転団地の一角にあり、高さ18メートルの場所に建設。鉄骨一部2階、延べ床面積は945平方メートルと、震災前とほぼ同じ規模になっている。

施設は衛生面に配慮し、作業別に部屋を細かく分け、専用のアレルギー食対応調理室を新設している。また、1日1000食分の調理ができて、衛生管理体制もドライシステムによってしっかり管理されている。

総事業費は約7億1200万円、今月4月からスタッフ18名で、町内にある小中学校あわせて7校、約1000食の給食を提供する。

南三陸町は、「給食センターを通して、未来を担う子ども達のために、食育にも取り組みたい」と、自治体が方針を固めています。