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神奈川県大磯町立中学校 自校式調理室の予算計上 給食再開へ

2019年11月28日に神奈川県大磯町は、中学校給食再開に向け、町内中学校2校に「自校方式」の給食調理室を建設する関連予算案を、本年12月3日開会の町議会第4回定例会に提出する方針を明らかにしました。

予算案の計上額は、大磯中学校(同町東小磯)と国府中学校(同町月京)の敷地内に新たに建設する調理室の基本設計委託費で、約1460万円。

大磯町は2020年度内に実施設計に着手し、2023年度の給食再開を目指している。この2校で合計830食分ほどを調理する見込みで、整備費は約9憶円と試算している。

大磯中学校は敷地東側のスペースに調理室を建設予定。一方、国府中学校では用地を確保するために、グラウンドの観覧席を撤去する可能性があり、教育環境に影響がないよう配慮する必要もあるため、状況によっては大磯中学校が先行して給食を再開する可能性もあるとしている。

神奈川県大磯町の中学校給食をめぐっては、2016年1月から「デリバリー方式」による学校給食を開始したが、工場からの配送時にお弁当を冷却することから、生徒の食べ残しが多く、異物混入などもあり、2017年10月から休止が続いています。

※関連記事
2019年1月28日付 SN見聞録
「神奈川県大磯町の中学校給食、「自校方式」を採用決定の方向へ」
https://www.snfoods.co.jp/knowledge/column/detail/13053

2017年11月8日付 SN見聞録
『 「まずい給食」は、なぜ配られたか
~ 女子栄養大学名誉教授 金田雅代先生ご提言 読売新聞記事をご紹介 ~ 』
https://www.snfoods.co.jp/knowledge/column/detail/12973