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「防災給食」千葉県旭市の小中学校で提供 東日本大震災発生から13年

千葉県内で最大の被害が出た旭市内の小中学校では、東日本大震災から13年が経った2024年3月11日に、震災の記憶がない児童・生徒らに食を通して防災への意識を高め、災害に備えることの大切さを学んでもらおうと、備蓄品を使った「防災給食」が提供されました。

旭市の給食センターでは、2023年9月から自然災害などへの備えとして、加水加熱不要で開封するだけで食べられる「全学栄救給カレー」「全学栄救給コーンポタージュ」を、それぞれ5,000食備蓄している。

3月11日の献立は、「全学栄救給カレー」のほか、日持ちする切り干し大根などを使った備蓄食品の和え物、「全学栄救給コーンポタージュ」、デザートなど、18校に提供された。

旧校舎が大津波で浸水した旭市立飯岡中学校では、給食前に震災の当時の状況と「非常食は災害時に命をつなぐもの。備蓄について家族と相談してみましょう。」と呼び掛ける動画を鑑賞したということです。