2025.09.03
山口県 田布施町と平生町 学校給食の共同調理を開始
山口県田布施町と平生町の小中学校の学校給食を、ひとつの給食センターで調理する取組が、9月1日から開始しました。
田布施町と平生町の学校給食を調理・配送する、田布施町学校給食センターでは、同日共同調理の開始式が行われ、平生町の浅本町長が「設備が老朽化していたので、安全な給食を届けられることになりほっとしている」と挨拶しました。
昨年2025年3月、調理施設が老朽化した平生町内の平生町立小学校・中学校の学校給食の調理・配送を、田布施町に委託する協定を締結した。
これに伴い、田布施町学校給食センターは、建屋の改修のほか、調理用窯・冷蔵庫などの厨房機器・給食配送車を新たに配備した。総事業費はおよそ1億3,800万円で、生徒数などを元に負担割合を出して共同で支出した。
9月1日は、田布施町に946食・平生町に609食 合わせて1,555食の学校給食が各学校に届けられた。
自治体をまたいで学校給食を作るのは、全国的にも珍しい取組で、少子化が進む中、設備費用を分担できるといったメリットがあるということです。