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小学生に農業の苦労や喜びなどを伝える出前授業 兵庫県立但馬農業高等学校

2025年8月28日、兵庫県立但馬農業高等学校の生徒が、兵庫県養父市立八鹿小学校・兵庫県養父市立関宮学園を訪問し、野菜の育て方など農畜産業の苦労や喜びなどを伝える「農と食を考える」出前授業を行いました。

「農と食を考える」出前授業は、毎年この時期に養父市教育委員会などが実施している「但農給食の日」の取組の一環で、高校生による講話が恒例となっている。

但馬農業高等学校の生徒達が、①野菜の育て方、②命の大切さ、③農業や畜産の楽しさについて、写真などを使用し6年生へ説明した。

その後「但農給食」として、但馬農業高等学校で栽培した野菜と飼育した鶏を使った但農カレー・麦ごはん・野菜のごまドレッシング・梨・牛乳が提供された。この「但農給食」は、同日 養父市内の小中学生およそ1,700人も味わった。

養父市は、「但農給食の日」の取組を通して「身近な先輩方から話を聞き、野菜や鶏からいただいた『いのち』で自分達の体がつくられていること、農(畑や農作業)と食(自分の食事)が結びついていることを感じ取り、感謝と地産地消を考えてもらうこと」を目的としており、感謝の気持ちを育み、食べる意欲につなげて欲しいとしています。