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牛乳乳製品の摂取が高血圧・糖尿病リスクを低下 Jミルクが発表

一般社団法人Jミルクは、ミルクに関する国内外の最新研究をまとめた「ACADEMIC RESEARCH Up date Vol.02 2020.10」(以下「アカデミックリサーチアップデート第2号」)を発行し、ホームページにアップしました。今回のテーマは「乳製品の摂取が高血圧・糖尿病のリスクを低下」です。

「アカデミックリサーチアップデート第2号」では医学誌「ブリティッシュメディカルジャーナル」(※)に掲載された論文で、21カ国14万7812人を対象とした大規模な追跡調査によって明らかとなった、牛乳乳製品の摂取と糖尿病や高血圧との関連性について解説している。

具体的には、牛乳乳製品の摂取がメタボリックシンドローム、糖尿病、高血圧、心血菅疾患の発症リスクを低下させるだけでなく、この結果が低脂肪乳よりも全脂肪乳の摂取で顕著に表れていることが重要だと指摘している。

また、牛乳に含まれる乳脂肪は独自の構成を持ち、加えて牛乳には乳たんぱく質やカルシウムなどのミネラルも豊富に含まれており、これらの成分の相互作用の結果として健康効果が発揮されている可能性がある、と紹介している。

詳細は、下記Jミルクホームページより確認することができます。
https://www.j-milk.jp/report/study/acad.research/h4ogb40000004ubu.html

BMJ Open Diabetes Research & Care 2020年5月18日

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2017年10月3日
「高血圧に牛乳が効く!カリウムを摂取し「脳卒中」「糖尿病」を予防」
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2017年3月6日
「おいしく食べて減塩「乳和食」をご紹介いたします
http://www.snfoods.co.jp/knowledge/column/detail/12954

2011年10月19日
「10代から牛乳を飲み続けている人は、糖尿病になるリスクが低い」
~米ハーバード大学が研究発表~
http://www.snfoods.co.jp/knowledge/column/detail/2511